日々あろくろくじ。
通信大卒業生が猫やら旅やら学習やらをつづる雑記帳
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2009/07/06 21:39
■『鳥の飛ぶ高さ』 Par-dessus bord
(青年団国際演劇交流プロジェクト2009 日仏交流企画)
原作:ミシェル・ヴィナヴェール
演出:アルノー・ムニエ
翻案・演出協力:平田オリザ
鳥の飛ぶ高さ

フランスを代表する現代劇作家ミシェル・ヴィナヴェール作"Par-dessus bord"の舞台を、現代の日本に置き換え、平田オリザがお届けするドロ沼企業買収劇。
超高性能便器を開発した日本の家族経営メーカーが、世界最大手のフランス資本便器会社に狙われる。
日仏合作の新型経済演劇をフランスの次世代を担うアルノー・ムニエが演出する。
この演劇を知ったのは確か「ハゲタカ」関連ニュース。「平田オリザ主宰の劇団「青年団」が企業買収劇を上演」という記事を見つけたことがきっかけだったような。なんとなく気になって調べてみると、中延さん役の志賀廣太郎さんが出演されるとのこと。
あの低音美声を生で聞きたくなって、6/25、はるばる三軒茶屋へ。

志賀廣太郎さんは日本の便器メーカーの社長役。ダンス(?)がナイスでした(o^-')b
登場人物に「三葉銀行の飯島」が出てきたり、セリフに「追加の融資を三葉の飯島に依頼しろ」などが出てきたりと「ハゲタカ」ネタがちょろっとあって独りで笑いをこらえてました(笑)

そんな笑い場面はほんの少しで、セリフは日本語とフランス語が入り混じり、フランス語のセリフは舞台上に字幕付き。字幕の文字数も多いので役者さんの表情そっちのけで字幕を読むのに必死(^^;
企業買収モノなので「ハゲタカ」チックに日本企業vsフランス企業のTOB合戦かと思っていたら、家族経営ならではの「お家騒動」の方が強かった印象。なんだかんだあって創業家一族はみんな会社からいなくなり、最後はフランス企業の人が新社長に。後に残る社員たちが楽しそうにしていたのがちょっと意外。。。


ちなみに私は演劇にはまったく疎いので、今回はじめて「青年団」を知りました。
青年団HPにinfomationがあったので引用させていただきます。

青年団は平田オリザを中心に1983年に結成された劇団です。私たちは、平田オリザが提唱した「現代口語演劇理論」を通じて、新しい演劇様式を追求してきました。このまったく新しい演劇様式は、90年代以降のわが国の演劇シーンに少なからぬ影響をあたえ、演劇界以外からも強い関心を集めてきました。

従来の日本演劇に対する平田の批判の中核は、西洋近代演劇の移入をもとに始まった日本の近代演劇は、戯曲の創作までもが、西洋的な論理で行われてきたのではないかという点にあります。このために、日本語を離れた無理な文体や論理構成が横行し、それにリアリティを持たせるために俳優の演技までが歪んだ形になってしまったと平田は考えてきました。

「ときには聞き取れないような小さい声でしゃべる」「複数の会話が同時に進行する」「役者が観客に背を向けてしゃべる」などが青年団の演劇様式の外見的な特徴であり、当初は、こういった点だけが強調して伝えられてきました。しかし、これらの特徴はすべて、これまでの演劇理論を批判的に見直し、日本人の生活を起点に、いま一度、新たな言文一致の新鮮な劇言語を創造し、緻密で劇的な空間を再構成していこうという戦略にもとづくものです。青年団は、確固とした演劇理論にもとづいた舞台づくりのなかから、常に演劇の枠組みそのものを変えるような、新しい表現をつくりあげていこうとしています。



















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