日々あろくろくじ。
通信大卒業生が猫やら旅やら学習やらをつづる雑記帳
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2009/06/17 21:22
ここ10日ほど、週に2回は映画館に行っている。
どんどんCMが流れている映画が次々と公開されているけど、私が観るのは「ハゲタカ」。5度目の鑑賞。今日はダンナ同伴(二人での鑑賞は2度目)。

スーツをびしっと来た男のカッコ良さ。
目の前のものを守ろうとする必死さ。
本当の自分を隠して志半ばで去った男の哀しさ。
その想いを背負って資本主義の焼け野原へ歩き出す男の切なさ。

邦画も洋画もよっぽど「観たい」と思わない限り劇場には足を運ばないし、「観たいなぁ」と思っていても気づいたらDVD発売されていたということが頻繁にある私。
これほど魂が揺さぶられて考えさせられる映画は初めてだ。

日本を代表する企業の買収、派遣切り、金融危機といろいろな問題がこの映画には出てくるし、経済の言葉も出てくる。でも買収する側、される側の駆け引きだけじゃなく、誰もが自分のやるべき仕事に必死。
「現在の日本そのもの」と「人間同士の魂のぶつかり合い」が画面からガツンと伝わってくる。だからこそ何度も観たくなる。そんな中毒的映画。

まだご覧になっていない方、オススメです。
映画を観て登場人物たちに心惹かれたらドラマ版「ハゲタカ」DVD-BOXを是非。

映画「ハゲタカ」バナー(小)





映画の本筋とは別の話だが、答えがみつからないのが「生きること」について。
大友監督は「必死に生きる姿に善も悪もない。勝者や敗者の話で終わりにしたくなかった」と語っていた。確かに「ハゲタカ」に登場する人物はみな善人でも悪人でもない。ただ必死に生きているだけ。
一方、古代ギリシアの哲学者ソクラテスは「ただ生きるのではなく、魂ができるだけすぐれたものになるよう善く生きよ」と人々を説得し続けた。
どちらの言葉もわかる。だからこそ、どちらが正しいのか?ソクラテスが「善い」というもの以外は、本当に「悪い」ものなのか?ソクラテスは単なる理想主義者なのか?
・・・今を生きている自分にはまだ答えが出せない。

劇中に出てくるセリフの対比。
「憧れや夢、そんなもので飯が食えるほど生易しい時代ではない」
「こんな時代だからこそ、夢や希望を語るリーダーが必要なんです」


”夢や希望を語るリーダー”というところがソクラテスとちょっとだけリンクするような気もした。



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【2009/06/18 23:59】 | #[ 編集]
りえさんへ
ご覧になられましたか、「ハゲタカ」!
玉鉄演じる劉一華(リュウ・イーファ)はほんと迫力があり魅せられました。
ドラマ版は鷲津と芝野の「再生」が成されて晴れ晴れしたラストでしたが、
映画版は「切ない」という言葉がぴったりだと思います。

セリフや設定もドラマ版とリンクしている箇所があちこちにあってたまらんです(^^)
ドラマを見直すと「あ!ここは!」と思われる箇所がいっぱい出てくると思いますよ。
そしてもう一度劇場へ♪


> ハゲタカ、深いですね。久しぶりに心を揺さぶります。

同感です。何時間でも語れます、語りたいです。
グッズもほぼ全種類買ってしまいました(笑)
【2009/06/19 20:59】 URL | nachi #ihMNMLjo[ 編集]














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