2008/05/15(Thu) 18:14  [慶應通信]19世紀のフランス文学1 

レポート返却

3月頭に提出したレポート返却、第三弾(最終)。

■19世紀のフランス文学1:B


バルザックの『谷間の百合』を読んで、登場人物の恋愛心理を論じよという課題。
いわゆる「文学」のレポート提出はこれが始めてだったので、小説は読んだもののどうやってレポートにしていけばいいのか分からず、これでいいのか?と自問自答しながらのレポ作成でした(^^;

講評欄には「作品の的確な理解が感じられる」「論理的に文章を構成しようとする姿勢も評価に値します」とある一方、「分析はやや表面的で十分な展開に欠けている」との指摘も。
正直、「文学」のレポートというのは何をどこまで書けばいいのかよく分からない・・・( ;´・ω・`)
主観的過ぎるのはレポートじゃないし、感想を述べただけでは読書感想文だし、
作品にのめりこみ過ぎてしまうと視野が狭くなりそうだし。


これから「19c仏文2」のレポート作成に入るタイミングだったので、
今回のレポート返却は嬉しい限り。
このレポのような書き方で次も取り組めばなんとかなりそうだ、という目処が立ちました
よし、この勢いに乗ってモーパッサン『オルラ』を読んじゃおう。



【19世紀のフランス文学1・参考文献ご紹介】

『谷間の百合』はもちろんバルザック作品の舞台が紹介されていて、小説からだけでは理解できない土地の位置関係や状況が思い浮かべられるので良い本でした。



バルザック―天才と俗物の間 (1978年) (中公新書)
霧生 和夫
中央公論社
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バルザックの一生と彼の周りの人物・状況がほどよく理解できる本。
手ごろに読みやすい新書本サイズの194ページ。サクサク読めます。



バルザック―レアリスムの構造
ピエール バルベリス
新日本出版社
売り上げランキング: 936990
405ページと分厚い本。通読はせず、部分的に参考に。



バルザック「人間喜劇」ハンドブック (バルザック「人間喜劇」セレクション)
奥田 恭士 佐野 栄一 山崎 朱美子 片桐 祐 菅原 珠子
藤原書店
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バルザック作品における登場人物辞典、家系図、作品年表などが掲載。
19世紀前半の人々の服装などが解説されている「服飾解説」は見てるだけでも楽しい。

『谷間の百合』のストーリー全容を把握するには、バルザック「人間喜劇」全作品あらすじ (バルザック「人間喜劇」セレクション)もオススメ。

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    なち

    • Author:なち
    • ものぐさ主婦兼通教生(慶應大学文学部第1類、04年10月入学58期生)。北海道出身、東京在住。
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      只今、毎日プラトン漬け。
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